フランス旅行2022夏(2ヶ月)【#旅行編(7月5日) トランジットの苦しみ】

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長いフライトの末、カタールのドーハへ到着

到着日時を間違ってフランスの友人に伝えるという失態を何とかリカバーして(リカバーしてもらって?)、7月4日の22:30に成田空港を出発し、無事、カタール国際空港へ到着。到着時刻は午前3:20!深夜と言っていいのか早朝と言うべきか。

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早朝3時半過ぎなので人気もまばらなカタール国際空港。屋内も薄暗く、熊?のオブジェもどことなくホラー

ゆうに約12時間のフライト!疲れたことは言うまでもない。お尻が痛いし、眠りが浅かったから、寝てたと言うより目を閉じて瞑想していた、に近い。これでは次のシャルル・ド・ゴール国際空港へのフライトが思いやられる。

美味しかった機内食の紹介

まずは夕食

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お米は嬉しい。やっぱり自分は日本人だなと改めて思う。

夕食は、チキンカツ丼を選んだんだけど、これが大正解で、チキンが柔らかく、お米も「ザ・日本米」と言うくらいのもっちりほくほくの美味しさ。副菜のスパゲッティサラダ的な何かが今でも謎だけど、まずくはなかった。

フランスに行くので飲み物は赤ワインに決定(気持ちが既にフランス気分)。デザートのババロア的な何かも不思議な味だったけど美味しかった。

次に、朝食

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疲れた体に優しい「おかゆ」。幸せだ…

朝は、既に書いたように体が疲れた状態だったので、あまり重たいものは食べれないなと思っていたので、添乗員さんから「魚のおかゆ」という言葉が出てきたのにびっくり!

おかゆは大好きなので早速それをお願いして、食べてみると…美味しい。おかゆほど今の自分にあった消化の良い食事はないぞ。しかもヨーグルトとフルーツ、これらはいつでもウェルカムな大好物。嬉しい。(パンは申し訳ないが食べれなかった…)

トランジットでの過ごし方は計画的に(涙)

早朝に到着したドーハ国際空港。さて、次のフライトは14:55。10時間近くある。

当初は、ブログでも書いてればいいや、と思っていたけど、さすがに長時間のフライトに疲れてしまっていて、少しでも横になりたい(寝たい)気持ちでいっぱいで、とてもタイピングする気になれない。

機内でも案内があったように、ラウンジサービスがあるので、もうそれにお世話になるしかない、と思い、早速ググる。「カタール国際空港、ラウンジ」…っと。

カタール国際空港で自分が利用できそうなラウンジ

いくつかあるけど、エコノミークラスでも利用可能な「Al Mahaラウンジ」と「Oryxラウンジ」当たりが良さげか。

まず「Al Mourjanラウンジ」に言ってみることに。

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Al Mahaラウンジは、手荷物検査場を出てすぐのところにあり、案内もわかりやすい

しかし、受付で、「会員でないと利用はできません」と言われ、多分オンラインでできるんだろうけど、会費かかるだろうし、何度も利用しないだろうし、「じゃあいいです」と諦めることに。

次に、一回きりで利用できそうな「Oryxラウンジ」のほうに行ってみることに。上限6時間で7,000円くらいかかるけど、背に腹は変えられない。ここはとにかくゆっくりしたい。

頼みの綱のOryxラウンジ、まさかの一見さんお断り状態

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Oryxラウンジは、かなりわかりにくい場所に案内サインが合ってめちゃくちゃ迷った

次に、「Oryxラウンジ」の受付に行くと、結構な人の多さ。人も既に数人並んでいる。

受付デスクの前で並んでる客一人一人に話しかけているスタッフから、「会員ですか?」と聞かれ、「いいえ、会員ではないです。一般ユーザとして利用したいです」と伝えると、「今日は混雑していて、会員でないと利用できません」と言われる。会員でないと門前払い。まじかー(泣)

そんなに頻繁に利用しないから、会員までは必要ないんだけどなぁ…。

会員登録などめんどくさいから、「もうどうにでもなれ〜」てな気持ちで、ラウンジを去ることに。とほほ…(表現古)

残された道は搭乗口の前のイス

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ラウンジを渡り歩いた挙句、搭乗口前のイスで過ごすことになったカタール国際空港。人も増えてきた

フライトまでかなりの時間があるのに、休めるところがない(お金といろんな登録手続きを踏めばいいんだろうけど)という、疲れた体に鞭を打つような状況になってしまった。

結局、搭乗口前のイスに座って搭乗を待つことに。Twitter見たりCouchsurfingでホストに連絡取り合ったり。かなり暇を持て余した。というか未定の8月下旬の滞在計画を早く寝るべきだが、いかんせん頭が回らない。

たまにウトウトして居眠り状態になるが、盗難とか怖いので気が抜けない。ビビリ根性ここに極まれり。

たまに運動がてら空港内をうろちょろしてると、おそらく有名なアーティストが創ったであろうオブジェがそこかしこにある。

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子どもたちが遊んでいてほっこり。空港スタッフもコロナ対策のためか、清掃など気にかけていた様子

ハンバーガ…高っけぇ!!

お腹も空いてきて、何か食べようかなと空港内をうろうろしてみたが、美味しそうな、今食べたいな、と思えるものになかなか出会えない。

結局、無難なハンバーガにしようと思い、一番奥のエリア(Eエリアだったかな?)のハンバーガ店に入店。「THE BURGER FEDERATION」。

時刻は朝8時。朝マック状態。だけど結構ちゃんとしてそうなお店。

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カタールのバーガチェーンかな?

いろんな国の素材を使った?メニューがあって、フレンチ何ちゃら?(メニュー忘れた)とアイスコーヒーを注文。価格がカタール?の通貨表記で、全く価格帯がわからない。まぁ空港内だし、高いとは思うけど、せいぜい2,000円くらいだろ。と特に計算などせずに食事。

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ハンバーガでかすぎ。ポテト多すぎ

…デカい…。全部食べれそうにない気がする…。

まぁ、でも味はとても美味しく、チーズ風味?のソースを絡めると特に美味しい。コーヒーもちゃんと淹れた味で満足。ストローが環境のためか紙製で長く放置するとヘナヘナ状態になっちゃう。

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美味しいんだけど、半分で十分…

ハンバーガはとにかく腹に入れたけど、ポテトがもうマヂ無理状態になり、店員さんに「あとで食べたいから小さい袋に入れてください」とお願いして、会計。

朝マックどころか朝食で食べる量じゃないなこれ(笑)

値段を見てびっくり仰天。

まさかの4,000円超え。

うそだろ!?

予想を2倍も超えた値段の高さ。店員には「Thank you〜」と笑顔で答えるものの、心の中では唖然としているのだった…

でも店員さんが、自分が日本人だとわかったためか、帰り間際に「ありがとございま〜す」と声かけしてくれたのがちょっとほっこりきて腹の虫も収まったのだった(いや全く怒ってないんだけどね)。みなさん、値段は注文前にきちんと確認しましょう(常識)。

無事にフランス行きの飛行機が出発

なんだかんだで時間が経過し、搭乗ゲートが開く。

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シャルルドゴール空港へ行くぞう!

そして、無事に飛行機はカタールを出発。

機内食ではビーフとマッシュポテトを注文。赤ワインも忘れず。

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マッシュポテトとビーフ。うまい。そして謎のスパゲッティサラダ的な何かがここでも添えられる。デザートも美味しいけどすごく甘い

美味しかったのはいいけど、添乗員さんが片付けに来るのがめっちゃ遅い…通路側ではない乗客はトイレに行くときめんどくさいだろうなと心の中で呟く。

フランス🇫🇷シャルルドゴール空港に到着!

またもや浅い眠りを味わいながら、およそ21時に、フランス🇫🇷シャルルドゴール空港に到着!疲れたぞ!一刻も早く布団で寝たい!

長かった…
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入国審査。そこそこスムーズだった。審査後、職員のお兄さんに「Merci」と伝える。初の対人フランス語体験!

入国審査を済ませ、荷物が届くのを待つがなかなか流れてこない。

毎回思うんだけど、コンベアの前でたむろするの、見えないからやめてほしい…

10分くらい待って、やっと自分の「繭」が流れきた。

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脱皮!

殻を破り捨てた荷物を手にして、到着ロビーで待ってくれているギヨームの元へ。

ギヨームと久しぶりの再会

Je suis arrivé!

ギヨームは水を片手に自分を待ってくれていた。わーめっちゃ久しぶり!

カタールを出発前に彼とメッセージのやりとりをしていた時に、「フランス語を勉強する残り時間が少なくなってきたね(ニヤニヤ)」とプレッシャをかけてきてたので案の定、彼はフランス語で喋る喋る(笑)

Salut!! 自分も早速フランス語で挨拶。ネイティブのフランス語話者と対面でじっくりフランス語で会話するのは彼が初めて。Duolingoのおかげで、あまり緊張せずに話せた(つもり)

彼は日本に来ていた時より(横に)大きくなった気がする。それを伝えると、アメリカで車で旅行していた時に、太ったかもしれない、とのこと。カンボジアに行って(悪い食事に当たって?)病気になったとも。相変わらずいろんなところを旅してるなぁ。

シャルル・ド・ゴール空港からギヨーム宅への車内から。日本ではすでに夜中の時間だけど、ここではまだ陽は完全に落ちていない。

彼と車で家まで移動。フランス語の難しさで盛り上がる! 「R」の発音とか、数の数え方とか。お互いの近況についてもフランス語でコミュニケーション。自分が理解できない時は彼が英語に切り替え、自分もフランス語で詰まったら英語に切り替えたり。

また彼は自分と同じ、開発の仕事をフリーランスでやっているとのこと。自分はチームで開発していて、最近プロジェクトを辞めて今回旅行に来たことを伝える。対する彼は、基本的に一人で開発をしていて、フランスの海外領土十数個あるスーパーマーケットの管理システムを任されているとのこと。一人でやるのはすごいな。

彼の自宅に着いたのはもう22:00くらいだっただろうか。彼のお母さんはもう寝ていて、お父さんは自室で映画を見てるらしく、両親の挨拶は翌朝になるからね、とのこと。

家の中の簡単な紹介をしてもらって、自分が寝泊まりできる部屋も案内してもらう。彼の優しい心遣いで、Wi-Fiへの接続やフルーツなどの軽食が机の上に置かれていた。「お腹すいたら食べてね」と。うぅ… Tu es très gentil…

さらに、ギヨームのお母さんが夕食を作ってくれていた。

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美味しい夕食をありがとう

トマトに肉を挟んでグリルした料理。名前を忘れたけど、フランスの典型的な料理だと言ってた。

美味しい…美味しいけどお腹があまり空いていないから、半分くらいしか食べれなかった。「じゃ、俺食べるよ〜」とギヨーム。…お母さん、残してしまってごめんなさい。そういえば彼が日本の自分の家に来た時は、彼はカレーをモリモリ食ってたのを思い出した。食欲旺盛なんだな。

シャワーを浴びて、この日は深い眠りについた。フライトの疲れが取れるくらいの心地の良いベッド。夜遅くに着いた上に食事まで用意してくれて、本当にありがとう、ギヨーム家の皆さん。

今日のなまえ:「迎えてくれる家の温もり、有り難い」くん。

きゅうすけ

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