長期旅行では必須な「洗濯」をフランスで初挑戦
今日まずやること…もとい、やらないといけないことは、「洗濯」!…といっても手でゴシゴシするんじゃなく、コインランドリでお金払ってやりますよ、という意味。
ギヨームのお母さんが「うちで洗濯するわよ」とありがたい提案をしてくれたんだけど、お礼を言って断った。
なぜなら、これからの自分の旅で、どこに滞在しても常に衣類を清潔に維持するため、コインランドリで洗濯くらいはできるようにしないといけないと考えていたから。
ということで、よごれた衣類を持ってコインランドリへ、レッツゴー。
コインランドリは近くにある。フランス語で「Laverie(ラベリ)」。
カードは非接触のみ対応みたいで、自分は持ち合わせてないので現金で払うことになる。
案の定、使い方がよくわからず(日本みたいに、機械ごとにコインを入れるタイプのものではない)、機械と支払い機の間をウロウロ。
すると、途中で入室してきたマダムが、「1番のボタンはシーツ用だから服には向いてないよ」とアドバイス。ん?あぁ、機械の上にある1〜5までの謎のボタンか。
続けてマダムが支払い機のほうを指差して「ここにあなたの使う機械の番号を入力して、カードか現金で支払いをして」みたいに教えてくれた。(dras, quatorze, carteなど聞き取れる単語から自分で推測w)
なんとかシステムが理解できた。マダムありがとう。
乾燥機は洗濯機と機械が分かれていて、少し大きめで、1€で10分運転するみたい。乾燥の度合いも素材に合わせて選択できるようになっている。細かいなぁ。
洗濯から乾燥まで、トータルで7€かかり、1時間くらいで終了。待っている間はツイッタ見たりDuolingoしたりして過ごす。
蛇足だけど、Duolingoのランキング、地域別にグループをまとめてるみたいなので、自分以外のユーザが全員明らかにヨーロッパの人たちなので、日本人の自分はどうしても浮いて見える…
モンマルトルエリア、「サクレ・クール寺院」へ
洗濯が終わって、早速パリ市内を観光するために列車で移動。
今日は「Monmartre(モンマルトル?いまいち正しいカタカナ表記がわからない)」のエリアを散策することに決めていた。
Monmartreを知ったのは、Duolingoだった。例文でこの固有名詞がよく出てきたので、記憶に残っていた。
地下鉄でモンマルトルエリアの最寄り駅「Anvers」で下車し、目指すは「Sacre Coeur(サクレ・クール寺院)」。
GoogleMapを見ながら、少し寄り道しながら向かうことに。
人の往来が増えてきた広場のさきの方に、なにやら目を引くものが。
「Wall of Love」だって。フランス語で「Le Mur des Je t’aime(ジュテームの壁)」、「あなたを愛しています、の壁」?世界中の愛のことばが並べられている。独り身の自分は近づく勇気がなくて遠目で見るだけでした…
タイルの上の方に「君が好だ」「愛しいます」って書いてあるけど、なんか抜けてるぞー(笑)
…と、ちょっと心の中でツッコミながら、さらに足を進める。
Sacre Coeur、到着!…って人多すぎ。まぁわかってましたケド。なんか、モスクのような、特徴的な外観の建物。
じっくり外観を眺めたあと、早速中に入ってみる。
モンマルトルエリア、「モンマルトル博物館」へ
Sacre Coeur を見たあとは、近くにある「Musee de Monmartre(モンマルトル博物館)」を訪問。下り道を降りて行くと見えてくる。
あまり目立たない外観だけど、かのルノワールが創作活動をしていた家屋と庭があるとのこと。さりげなく街に溶け込んでいる博物館、大好き。
入口をくぐると、すぐにチケット売り場とブティックが一緒になったフロアに入る。
チケットを購入し、早速観覧。
このモンマルトル地区は芸術の街としても有名らしく、あまり芸術に詳しくない自分でも、この博物館では見たことのある絵をちょくちょく見ることになる。
ここに展示されているポスター類はとても興味深く、しかも数が多く、やはり芸術のまち、その歴史は伊達ではない。キャバレーの歴史を映像で紹介されているフロアもあって見どころ満載。
さりげない場所に置いてあるものが、結構記憶に残ったりする。
博物館の裏側には、綺麗に手入れされたお庭があり、そこを散策してみる。
「Le Lapin Agil」は「ハネウサギ」という意味で、歌酒場の名前で、また言葉遊びも含まれるとか。
お庭を見て回って、受付のほうに戻ってくると、スペクタクルがすぐ上映のタイミングで、お客さんが数人待っている。自分も見てみようっと。
スペクタクルの部屋はこじんまりとしているのが郷愁を誘う感じでとても雰囲気が良い。
スペクタクルを観覧したあとは、ブティックでポストカードを2枚ほど買って博物館を後にした。
昼食はフランス料理
少しお腹が空いてきたので、近くのレストランで食事しようかなと思い、GoogleMapで検索。
あの「愛の壁」?の近くに良さげなところを発見。「Le Relais Gascon」というフランス料理店。レストランの公式サイトはこちら。
フランス人が好きなエクステリア(店の外のテーブル)ではなく、店内で食べることに。この時間帯はエクステリアは混雑していない。
ついでにトイレも忘れずに借りておく。予想通り綺麗で助かった。
オニオンスープが美味しそうだったので注文。スープに入っているバゲットとは別にバゲットが提供されるのがなんかシュール。バゲット、スープを吸ってスープが見えない(笑)
チーズの香りと味がとてもGoodなスープでした。ごちそうさまでした。
モンマルトルエリアをさらに散策
腹ごしらえしたあとは、モンマルトル地区をさらに散策することに。この一帯には結構面白いオブジェがあるらしい。
壁からニュっと出てくる男のオブジェ「Le Passe-Muraille(壁抜け男)」。手前の突起物はおっ○いに見えるけど…
ダリダの胸像、胸を触って写真を撮るのが定番らしいけど、実際撮っている人を見るとつられて笑ってしまうw
彼女のことはよく知らなくて、名前でググってみると、結構衝撃的なストーリーがあった…色々と話題を欠かない人だったんだな。
早めの帰宅
モンマルトル地区はあらかた歩き回ったので、別のエリアに繰り出そうと思ったけど、時間が中途半端だったので、今日は少し余裕をもって帰宅することに。
髭がちょっと伸びすぎに思えてきたので、薬局で髭剃り用のクリームを購入。日本の自宅にBraunの電動髭トリマがあったんだけど、この旅には持ってきていなかった。持ってくればよかったと後悔。
無性に果物が食べたくなって、スーパーマーケットで洋梨も購入(洋梨=Poire。日本では「ラフランス」と言ってたけど、フランスでは通じない)。
ところで、パリ市内では地下鉄を使うことが多くなったけど、外の暑さに対応できるほど空調が効いていないし、車内でマスクをしている人も極端に少ない。
コロナに感染したらせっかくの旅行が台無しになってしまうので、必要そうなときは適宜マスクをするようにしよう。
今日のなまえ「とある記憶が現在にリンクしたときの、不思議な感動」